もみじの挿し木の仕方は?
もみじを増やす方法の一つに挿し木があります。
では、もみじの挿し木の仕方はどうすればいいのか説明します。
もみじの挿し木を行うには、春に延びた新梢を使います。
6月頃が、もみじの挿し木をするのに適しています。
さし穂は10cmぐらいに切り、よく切れるナイフやカッターなどで
斜めに切ります。
斜めに切った反対側の表皮を削り、形成層を出してやります。
葉っぱは2枚ほど残して切ります。
切ったさし穂を水に入れ、水あげを行います。
1,2時間水に漬けておくとよいです。
もみじの挿し木は難しく、発根促進剤を使用した方が良いです。
発根促進剤は、ホームセンターの消毒薬のコーナーなどに並んでいたりします。
容器に赤玉土や鹿沼土を入れ挿し床を作ります。
粒の小さい物を選ぶと良いです。
100均で売っているものは粒が大きく向いていません。
挿し床には割りばしなどで穴を開け、もみじのさし穂を挿します。
割りばしなどで穴を開けるのは、切り口が痛まないようにするためです。
挿した後は、明るい日陰でたっぷり水をやり管理します。
もみじの新芽が出てくるまでは、さし穂を抜いて根の確認をするのはやめましょう。